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市議会とはどのようなものかご存知ですか?
地方公共団体は憲法、地方自治法の規定の下、議会を設置します。市議会議員はその構成員として市民の意見を市政に反映させます。 そこで出てくる素朴な疑問。 じゃあ、市長との関係は何なんだろう? 市長は市役所の執行機関の頂点に位置しています。 市議会は執行機関とは独立した議決機関(一般的には議事機関という)です。 議決権は、条例の制定や改廃、予算の決定、決算の認定などについて行使されます。 また、市の事務に関する調査権、議会内の役職などを選挙する選挙権、助役、収入役、教育委員、監査委員などの選任案に同意する同意権などを持っています。 なお、予算執行に関する権限などは市長にあり、その他いろいろな面を勘案すると市長の権限は非常に強大です。 市議会議員を他のものに例えるなら、企業の社外監査役+社外取締役と言ったところで、思いのほか無力な面があります。しかし、議会の議決は法的な効力に欠ける物に対する議決でもそれなりの重みがあり、執行側に対するプレッシャーになります。 和光市議会の特徴 和光市議会の特徴として、私が特にほかと違うと感じていることが2つあります。 まず、①小会派が多いこと、そして②陳情を請願並みに扱うことです。 ①は自分も二人会派だから言い訳はできないのですが、とにかく何をやるにもバラバラでまとまりがなく、新しいことを議会から提案することはかなり困難です。しかし、一方でこれはボス不在を表していて、そのため、少数意見の封殺という場面は稀です。 ②はとにかくどんな陳情も基本的に委員会で審議するということで、開かれた議会と言えると思います。ただ、何でもかんでも取り上げるのが効率的とは思いません。市民の皆さんがこの特徴を悪用せず、ノーマルに議会を利用していただく分にはこのままの制度でいいと思いますが・・・・。 PR |
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