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○議長(堀文雄 議員) 再質問、1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) それでは、学校給食費に係る会計の取り扱いと監査から順に質問をさせていただきます。 まず、監査委員の監査の範囲ではないという中で、さまざまな御指摘をいただいているということで的確にやっていただいているんだなというふうに感じているところであります。 実際にそれでは、この取り扱いについてちょっと教育長に伺わせていただきたいのですけれども、こういう監査委員さんの意見というかコメントについては教育委員会の方には来るのでしょうか。 ○議長(堀文雄 議員) 教育長。 ◎教育長(今城功) これまでは監査委員さんから、御指摘等ということではいただいていませんけれども、今後、今、監査委員さんがおっしゃたように学校とも監査に機会をとらえてということですので、そのように図っていければというふうに思います。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 今後、そのように連携を図っていただいて、あるべき会計処理というのはどういうものなのかというのをちょっとイメージとして教育委員会にも、あるいはもしかしたら公金で扱っていくのであれば、役所の方にもイメージを持っていただきたいと思うんです。というのは、やはり今は非常に滞納率というのは低いですし、滞納者もほとんどいない んですけれども、これから経済状況がどんどん悪くなっていく中では、どういう状況になるかわからないですから、今からやはり具体的なイメージを持っていれば、すぐに対応はしていけると思います。 あと、今回私があえてちょっと代表監査委員さんに質問させていただいたのは、やはりその監査のいろいろな指摘とか、意見を役所としてどう扱っているのかなというふうなことが、やはり今、問われているかなというふうに感じているんですね。そういう中で、では、さまざまな監査委員の指摘とか意見に対して、これ一般論で結構なんですけれども、市長はどのようにお考えなのか、どのように扱っていこうとお考えなのか伺いたいと思います。 ○議長(堀文雄 議員) 市長。 ◎市長(野木実) 監査委員さんの御指摘については、その都度改善をし、御指摘を解決していくという形で、従来御指摘いただいた分については全部改善できているというふうに理解しております。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 現在、和光市でそれなりに、それなりにというか尊重されて、改善がツールとして生かされているということはわかりました。 ただ、監査委員のいろいろな指摘事項等をそのまま取り入れるかどうかというのは、制度の字面を読んでいるとどうも市長次第というふうな面が非常にあるのかなと、そういうふうに読めるわけであります。監査委員制度の趣旨を適正に担保するためには、監査委員の指摘について、だれが市長になっても尊重されるような、何か仕組みというか手続が必要なのかなというふうに、私は今回の夕張の事件を見て強く感じているところであります。それを市として独自でこういうふうな仕組みで対応していくんだというふうな、マニュアル的なものを持っていく必要があるのかなと思いますので、これは今後の課題として持っていただきたいと思います。この点について再度伺います。 ○議長(堀文雄 議員) 市長。 ◎市長(野木実) 現在、市の方の取り組みとしては、議会での指摘事項あるいは問題提起等々についても、なるべく次回の政策会議、あるいは次の議会が始まる前までの政策会議で解決をしていくということでやっております。ただ、それをマニュアル化して、こういうふうにやっているという状況ではありません。 したがって、監査の指摘あるいは議会からの指摘等々は、そういう形でなるべく次の政策会議までには解決をしていくという努力をさせていただいているのが現状です。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 現状、運用がしっかりとなされているというのは理解しました。ただ、非常に個人的なというか、市長さんの個人的な資質によって、もしかしたら、ほかの市長さんになったときにはそれが担保されないということも考えられるので、マニュアルという、これはお願いをしているわけでして、今後、ぜひ御検討いただければというふうに思います。 続きまして、7番目の街路灯に関してでありますが、確かにまだ効果の実証という意味ではなかなか難しいのかなというふうに感じるところであります。ただ、青色街路灯をつけましたという宣伝効果というのは、まだつけている団体が少ないので、非常に大きいのかなというふうに私としては感じているんですね。実際に、もう効果があるとわかって、みんなが設置し始めてからでは、そういう宣伝効果というのはないという中で、ぜひ他市に先駆けてやるということも一つの方法なのかなと。そしてまた、そもそも青色街路灯をつけたときには、これは景観を重視して青色にしてみたという経緯があったと思いますので、そういう意味では和光市の象徴的な場所、例えば南口の駅前広場等もそうなんですけれども、そういったところで青色になった。そうすると、和光市は防犯のために尽力しているまちだというふうなイメージになるのかなと思いますので、このあたりの御検討の方を、これは要望にとどめたいと思います。 次の6番目の学童保育でありますが、第四小と本町小では学童保育の子供も放課後子ども教室に行くかどうかというのは、選択できる仕組みに19年度からなるというふうな御答弁をいただきました。その中で、ではほかの会場の子供たちというのはどうなっていくのかということと、あと、今後毎日放課後子ども教室が行われるようになってくると、だんだんと一体で運営されていくと思うんですね。そういう中で本当に学童保育の子供たちが、じゃ、きょうは子供教室に行きたくないから、普通は家にいる子供だと家にいるか子供教室に行くか選べるわけですけれども、それができるような状態というのが今後も保障されていくのかというところについて、もう一度、今後の方向性について答弁をお願いします。 ○議長(堀文雄 議員) 教育長。 ◎教育長(今城功) 今、御質問の学童保育の子が、学童保育へ行くということを選べるかということですけれども、現実的にはこれはもう強制するものではありませんので、やはり学童保育室に残りたいという子については、やはり強制して行きなさいという形はとれないというのも考えております。今後、運営委員会を設立したその中で、その辺についてはまた検討していきたいというふうに思っております。あくまでも学童と、今現在では2本立てで実施していくという形にはなっていくと思いますので、そのようには考えております。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 私がこの点をなぜ強調するかというと、結局、学童保育というのは家庭がわりという機能が非常に大きいわけですよね。そういう中で、そういう機能がなくなってしまった地域というのが、なくなってしまったというのはつまり、一定の時間帯はもう学童保育という選択肢はないという地域が出てきているわけですから、今後やはり家庭がわりという機能というのはほかにかえがたいものだと思いますので、それを重視して会場とか、あるいは運営の仕組みというのを設定していっていただきたいと思います。これは要望させていただきますので、今後の経過はまた見させていただきたいと思います。 それから、5番目の方にさせていただきます。 バス路線が特に和光市駅とつながっていないんだけれども、和光市駅を利用したいとか、そ ういった声というのは先ほどの御答弁でもあった南地域の一部では非常に強いように私は感じているんですけれども、そのあたりの要望というのは市としては受け取っているのか、あるいはこれまでにそういった地域について和光市駅と直結の交通機関ということに関して民間のバス事業者に要望した経緯というのはあるのか。あるのであれば、どういうふうな要望をしたのかということを伺います。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) 特に要望として上がっているわけではございませんけれども、和光市の駅でおりて、埼玉病院へ行く場合の路線がかなり少ないというようなことが現実にありまして、最高裁判所の職員の研修所があるんですが、そちらの方へ行くバス等も何本か出ております。そういったことを含めて埼玉病院まで延ばしていただいて、そこを循環の回転部分というふうにしていただければいいかなというようなことは、東武バスの方に話をしたことがございます。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) その話の結果、東武としては今のところはまだ実現するに至っていないのかなというふうに受けとめるんですけれども。 まず、私がそういう南・諏訪の埼玉病院周辺の地域で和光市駅に直接公共交通機関で行きたいんだという声を伺う方というのは、大体最近越してきた方が多いのですね。もともと住んでいる方はもう成増との一体感というのが、もしかしたらあるのかもしれないので、そういう要望が余り来ないのかもしれないんですけれども、本当に口をそろえて和光市民なのに和光市駅に公共交通機関で行けないというのは、おかしいと思いませんかということをかなり言われました。そういう中で、今後、地下鉄新線が渋谷あるいは東横線に延伸をする中で、和光市駅の重要性というか求心力というのは、飛躍的に高まってくると思うんです。バス路線が和光市駅を軸にして再編されていくのではないかというふうに個人的には思っています。 そういう中で、もちろん本当にニーズがあるのかどうかというのは、調査した上でとは思うんですけれども、トップセールスも含めた対応というのが必要なのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) 確かに和光市内に住んでいて、和光市駅ではなくて成増駅という内容については、昔から和光市の地理的な条件から白子地区の人は成増の方へ出るという傾向が非常に強かったわけです。ただ、現在に至りましては、和光市の駅も南口が土地区画整理で整備されまして、バスの発着についてもかなりのスペースができているので、それなりの都市基盤としての整備はできていると思いますので、あとは市民の方の需要が強くなればということもあろうかと思います。ただ、それらを踏まえた上で、東武バスの方には働きかけはしてみたいと思ってはおります。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) まちの活力というか求心力というか力関係というのは、刻々と変わっていく中で、昔、大和町と成増というともう比較にならないような存在だったと思うんですけれども、今、逆転しているんじゃないかというぐらいの和光市が発展をしているわけですから、そういう意味ではもう一度市民にも意識を聞いていくような機会があればいいのかなというふうに思います。 あと、白子地区の方は歴史的に成増駅を使っていて、余り和光市駅の方には来られない中で、多分今の状況というのを御存じないというとあれなんですけれども、やはり成増に親しみを感じている中で、もっともっと和光市駅を、和光市の中心街を利用していただきたいということは、市としても訴えていくべきかなというふうに私は思うんです。もともと和光市の中心街というのは、非常に何というか言い方は悪いですけれども、充実している商店街とは言いがたかったわけですよね。それが今も商店街としてはそんなに活力が残念ながらある状態ではないと思うのですけれども、それでもやはりこれからもっともっと中心街を活性化していくためには、やはりそういった市の協力あるいはキャンペーン的なものが必要だと思いますので、大きなテーマとして交通網の再編というのをちょっと考えていっていただきたいなというふうに思います。これは要望にとどめます。 それから、4番目に行きます。 審議会の話でありますが、もちろん審議会の自主性を尊重するという趣旨はわかるんです。で、当然のことだと思うんです。ただ、またそれに合わせて既に十分に自由な意見交換がなされている審議会等も多々あるのかなというふうに私も思っています。ただ、市民参加の本来の精神等を考えたり、あと実際に審議会でお話しにならない委員さんの種類というのは、公募市民であるというふうに私はこの質問でも申し上げていないんです。実際には充て職的に来られている方に、結構余りお話しにならない方が多いというふうに私は感じています。 そういう中で、やはり必ず1回は御発言して帰っていただきますというのは、これは何らかの形で決めても、それは自由を阻害することにはならないと思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(堀文雄 議員) 企画部長。 ◎企画部長(成田茂) 審議会等の活性化につきましては、一つの大きな課題になっておりまして、市民参加推進会議ですか、そちらの方の答申から、そこら辺、今後活性化しろというような提言を受けております。それで、先ほど基本的なお話として自主性のお話もひっくるめまして答弁したわけですけれども、1つには、会議そのものに対しましては、当然その会長さんを中心に運営するわけですから、会長さんの権限というふうになるということはしようがないのかなというふうに思います。 それでもう一つは、市の方でできることは、今、議員さんの方で言われたことなんですけれども、委員さんを選出する段階で、その目的に応じて審議会等、委員会等が活発になるような委員さんを選出していくということは市の責任かなというふうに思っております。 そのようなことから、審議会の活性化という部分を図っていきたいというふうに思います。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) ちょっと言葉じりをとらえるようになって恐縮なんですけれども、確かに活性化されるような委員選びというのは非常に重要だと思うんですけれども、実際に審議会がもうたくさんあり過ぎて、例えば充て職で来られるような方というのはいっぱい出ていて、自治会の会長さんも副会長さんもみんな何か入っている。商工会さんもそうですよね。いろいろな役職の方が来ておられる。そうなってくると、なかなか厳しいのかなというふうにちょっと感じるところがあります。 それと、やはり実際に来ていただいて、黙っていらっしゃる方も御発言を強制的にというと言葉は悪いんですけれども、お話しいただくとそれなりにやはり一言持っていらっしゃるケースがほとんどですので、やはり必ずお話をして帰っていただきたいというのは、仕組みとして持つべきなんじゃないかなというのを私、強く思います。 この間も、私がとある審議会でという話を先ほど申し上げましたけれども、そのときも実際に黙っていらっしゃった方なんですけれども、後で話を聞くと結構その筋の専門家だったということで、ああなるほどそれでああいう有意義な話が出てきたんだなというふうに納得したんですけれども、やはり皆さん出てこられる方それぞれにいろいろな背景を持って出てこられるわけですから、あるいはもっと活性化されるような人を選ぶといっても、この小さいまちで人も限られていますから、何かやはり今の手持ちの範囲で活性化していくという方法をちょっと私としてはこだわっていきたいなと思いますので、ちょっと今後の課題として持っていただきたいなというふうに思います。この話は終わります。 道路整備の方でありますが、まず、私どもの受け入れ基準の見直しが3月末まで行われる。そのあたりのことが、あるいは道路整備の実施計画がやはり今月末までにはつくられて、そして広報とかホームページで周知されていく。その中にはかなり具体的な話が入っているんだという話を答弁でいただきました。 そういう中で、では、市民として本当に知りたいのは何なのかというと、自分のうちの前の道路は寄附しなければならないのか、買ってもらえるのか、どう申し出るのか。買ってもらえるんだったら幾らなのかという具体的な話だと思うんです。実際にちょっと話はずれるんですけれども、区画整理にかかっている区域なんかでは、もうずっと何十年も生殺しの状態で来たわけです。そういうふうになるんだったら、具体的なことを教えてもらえれば、それに応じて考えるのにという方は結構おられるんだなということを私感じています。 どのぐらい具体的な話が今度告知されるのか伺います。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) ちょっと、御質問の趣旨、私把握できていないんですが。実施計画が策定されたときには、どういう形で市民に知らしめていくのかというような御質問かなというふうに思うんですが、実際に実施計画が策定されましたら、まず、優先整備路線というもの の順位が決まってまいります。その順位に従いまして、その該当路線の近隣の地権者の方々に御説明をし、御協力いただいて、当然に道路用地として必要な部分があれば、買収のお話をしながらやっていかなければならないわけですが、実際にはその近隣の方も含めて、どんなような形のものを道路改良していくんだという御説明をした上で、皆さんの御理解を得ながら進めていくというふうな考え方でやっていきたいなということは思っております。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 私、道路に関するやりとりを見ていていつも思うんですけれども、ケース・バイ・ケース的なところがあるじゃないですか。やはりそれだと本当に協力したいんだけれども、どうしようかなという方にとっては非常にやりにくいと思うんです。もちろん、御好意で寄附していただける家とそうじゃない家があるとかいろいろあると思うんですけれども、私は以前、秦野市というところに視察に行かせていただいたときには、一律で道路については幾ら幾らで買いますという仕組みを明示しているんです。それは、非常にわかりやすい仕組みだなというふうに思いました。和光市でもそういう形でできれば、全部買うのかどうかはわからないですけれども、明らかに方向性としてはこうですというのが示せれば、もっと自主的に協力してくださるようなところというのはあるんじゃないかなというふうに思うんです。 江戸時代の三越が何ではやったかというと、値札をちゃんと出したからだという話がありましたけれども、何でもそうだと思うんですよね。そのあたり、ちょっと今後、もちろん整備のいろいろな手順とか説明がこれからどんどん明らかになっていくんで、そういうことですよというお話をいただいたんですけれども、今後、もう一歩踏み込んでそういった具体的に市としては何をその対価として、してくれるのかといった話というのは、示していくべきかなと思いますので、その点について伺います。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) 実際には道路用地自体は、今までの経過でいきますと、寄附していただくというような形が主流で来ました。しかしながら、現在の経済情勢の中では寄附していただくということ自体がもう時代にマッチしていないというようなこともございまして、市道の受け入れ基準の中では道路用地として、市として、行政として必要であれば購入をさせていただくという形に、ある程度の方針の転換をさせていただいたところでございます。 道路用地について開発に係る部分は、これは法律で帰属ということになりますので、これはもう購入は全然関係ございませんが、それ以外の市で道路改良をしていく部分については、当然に受け入れ基準の中で固定資産評価額を参考として、どういう形で額を決めていくかというようなことを、今、受け入れ基準の検討を行っておりますので、その中ではっきりした形で皆さんにお示しできるようにしていきたいというふうには考えております。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 非常にあるべき方向に行っているなというふうに思います。 では、その2番目の方に移りますが、上谷津通りに関して平成19年度の予算で整備していく というような、私も委員会の方で説明を受けた経緯がありますが、道路わきに空地がある場所、空地といっても別に空き地ではなくて、それは実際にいろいろ使われている土地であったりするんですけれども、こういったところについて個別の場所というのは、交渉をするとすればどういうふうな交渉をしてきているのかということをもう一度伺います。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) 上谷津通りにつきましては、上谷津橋から日の出橋までの間で、まず平成17年度に施行済みの部分がございますが、それ以外の区域で、このところで開発がかかってくる部分についての買収を行いたいと思っております。実際には上谷津通り自体は幅員が非常に狭いところへもってきまして、両サイドともにうちが密集しております。なかなかこれを道路用地として買収するというのは困難でございますけれども、必要な部分において皆様の合意が得られれば、拡幅をしていきたいということは考えておりますけれども、現在、19年度に設計業務を委託している部分については、歩道は2mの幅で設置をしていきたいというふうに思っております。 ただ、この上谷津通り自体は長さがありまして、実際にはスクールゾーンになっておりますけれども、なかなか車の量が多い割にはスピードも落としてくれませんし、危険な道路であるという認識はしておりますが、できる限り歩道をつけていきたいということは、道路実施計画上でもランクづけはかなり高い要望度での位置づけになっておりますので、それらを心して進めていきたいというふうには思っております。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 前回の議会で質問させていただいたときにも、これは別の場所でしたけれども、どうも車道をこれ以上広げる必要は、通過交通を誘発しますからないわけで、例えば同じ幅の中でもう歩道というか分離をできるところがあれば、車道が多少狭くなっても、何らかの分離する措置をとっていける方がいいのかなというのが個人的な意見ですので、そういったことも含めて。要は、今、緑の標示というのは一応形としてはあるんですけれども、すごく細いですよね。あれはもう本当に何ていうんでしょうか、一つの言いわけというか、「いや、市もやっています」というのにすぎないのかなと。やはりあそこを通わせているお子さん、親御さんからすると、本当にちょっとこれでは困るんだけれどもというふうに、役所にもたくさんその御意見が来ているんだと思うんですけれども、そういう中でやはり子供を守るための、あるいは歩行者を守るための措置というのが、多少車道が狭くなってもできないのかなというのが、ちょっと私改めて地域のある方に伺った中で強く感じたところであります。 もちろん、その車道を、じゃ、どんどん狭くしてもいいのかというと、そうでもないんですけれども、できるところに関してはパイプで分けるのがいいのかどうかというのは、ちょっとまたいろいろあると思うんですけれども、歩道と車道の分離というのをちょっと道路の今後の設計に当たっては考えていただきたいなというふうに思いますので、これは要望をさせていただきます。 氷川通りの方なんですけれども、これももう非常に難しい問題で、あるいは市民委員会の評価が非常に低いとなると、もういかんともしがたいのかなというところもあるんですけれども、ただ、市民委員会の評価が低いのは、ちょっとすみません、私、その部分の議事録について、議事録全体は見たんですけれども、記憶がないんですけれども、通過交通が入ってくるから車道は広げなくていいという趣旨での評価が低いのかなというふうに勝手に思うんですけれども、そのあたりについてはどうなんでしょうか。要は、あの道路を歩行者が歩く分には非常にまずい道だと思うんです。そういう意味で評価が低いというのがちょっと何というか、何か違う側面から評価が低くなっているのかなというふうに思うんですけれども、そのあたりについてはいかがでしょうか。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) 実際に氷川通りにつきましては、狭いんではありますが、歩道部分がございます。そういったことで人間が通行するに当たって、歩道部分がある程度までは確保されているということでの評価が低いということで、全く歩道部分のない道路もございますので、そういった観点からの比較では比較的低いという意味でございます。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) もしかしたら、私の表現が悪いのかもしれないんですけれども、新倉小学校からオリンピック道路側の話を私はさせていただいています、特に。非常にやはり歩道という意味では未整備なのかなと思うんですけれども、ちょっともう一度お願いいたします。 ○議長(堀文雄 議員) 建設部長。 ◎建設部長(小島英彦) 市道1号線で新倉小学校手前の和光インター線から練馬-川口線までの考え方でいきますと、ここの市道1号線については全線大型車が通行規制がかかっております。ただ、歩道部分がございませんので、評価が低いということにはなりませんが、実際には4m部分は確保はされています。ただ、これ以上に広げるとなりますと、今までセットバックで下がっていただいた経緯もございますが、実際にはこれ以後、やはり両サイドに家が建っておりますので、それらを含めてどういう形で土地をお願いをするかということについては、非常に困難な面がございまして、総合的な評価でいくと、そんなに高い位置にランクされているということではないという意味でございます。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) 現実問題、大型車通行規制されているんですけれども、私がじっと見ている中でも、4tと4tではないもっと大きい車というのは結構通っていくんですね。そういう意味では、既にもう地域住民から警察に交通取り締まりの要望書と署名が出されて、ある程度対応していただいているという話は伺ったんですけれども、ただ、それが終わった後で私が見ていて、なお、そんな長い時間じゃないですよ。ずっと見ていると通っていくんです。 そういう意味では、やはりちょっと改めてまた警察には取り締まりの強化というようなお願いをしていくと。また、あと確かに4mある道をこれ以上というお話、今、いただいたんです けれども、そういう中で、ただ通学路をやはりダンプがびゅんびゅん走り回っているという状況を何とかしてくれという保護者の声というのは、非常に重要というか何らかの対応が必要かなというのは変わりませんので、やはりここに関しても歩道と車道を分ける何らかの措置というのができないのかなというふうに思いますので、この点は要望をさせていただきます。 3番目の質問は終わります。 2番目の質問の予算の説明のところに移らせていただきます。 横浜市のこの冊子というのは、私も横浜市に視察に言った際にちょっともらってきて、総務の方にもこういういいのがあるので、ぜひよろしくお願いしますということでお渡しさせていただいて、じっくり見ていただいたと思うんですけれども、公募の市債を発行している自治体だからここまで豪華なものをつくって意味があるのかなというのが一つあるというのは、私も認識しています。 費用対効果というのも非常に重要だと思うんですけれども、これ見ていると、和光市の予算の説明というのはやはり通り一遍だなというふうに思うんです。というのは、この冊子で一番すばらしいところというのは、素朴に予算の説明について市民が見ると出てくるような疑問というのがQ&Aで示されていて、これが結構わかりやすいんです。今、何で、こういう表現になっているけれども本当はどうなんだろうとか、そういったことというのはなかなか普通の市民には調べるのは難しいですね、自分では。そういう中で、役所に聞くなんていう人はほとんどいないわけですよね。そうすると、もやもやしたものが残ったまま、まあいいかということで関心もなくなっていくのかなというふうに思うんですけれども、やはりこういうふうにQ&Aで示してあったり、あるいはかなりページを割いてグラフとか図でわかりやすく示してあるというのは、非常に興味を引く形にもなっていると思うんです。 今後、和光市の広報わこうも大判になっていく中で、大判になれば非常に図解とかそういったこともやりやすいのかなというふうに思いますので、もっと。ある程度コストがかかるのは仕方ないと思いますので、何しろ税金を払っていただいて、その説明の資料ですから、説明をしないで税金をいただくというわけにいかないですから、ぜひある程度の予算をかけた告知というのを、これすぐに19年度予算についてできるとは私は思わないんですけれども、それなりに評価される情報の説明というものを目指していただきたいと思うんですけれども、方向性を伺います。 ○議長(堀文雄 議員) 総務部長。 ◎総務部長(芳野雅廣) 確かに、横浜市の「ヨサンのミカタ」ちょうだいいたしまして、見させていただきました。大変わかりやすく書かれているということなんですが、実態的に横浜市の予算が全体で2兆4,240億円という膨大な予算を持っているわけでして、こういう冊子をつくってお渡しするということについては、非常に毎年毎年、もし和光市がやるとかなり予算がかかるかなということでございますので、実態的に今回、広報わこうの中で、和光市はこう見開きの1ページという形の中で2ページを使っているわけですけれども、タブロイド版にな ってくるということになると、紙面が大きくなります。その中でこのQ&Aのやり方がいいのか、それとも、他市を見ると、かなりわかりやすくしているホームページなどがございます。そういうところもちょっと工夫させていただいて、広報がいいのか、それとも二、三ページのこういう冊子を使ってお渡しするのがいいのか、それを研究させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) もちろん、こういう冊子をつくると大体原価でそうですね、部数にもよるんですけれども、1ページで3円かかるんですよ。それで勘定していけば結構かかるなというのはわかるんです。これ多分60円とかかかっていると思うんですけれども、50円とか。そうなると大変なので、そこまでのものをとは思っていません。あと、1人当たりの予算で、もちろん政令市ですから横浜市は大きいんですけれども、考えればそんなに別に横浜市が大きいからといって、広報に対してかけていい経費というのが変わるとは思いませんので、そのあたりは必要な経費と思ってある程度は見ていかなければならないのかなというふうに思います。 あと、和光市の財務情報の提供に関しては、いろいろと私もこうしたらどうだという話をさせていただいてきた中で、バランスシートの表示なんかは全国的にも非常に珍しいぐらいわかりやすくなっているのかなというふうに思います。他団体との比較にしても1人当たりのところまで示してあったり、ここまでやっているところはなかなかないというふうに感じていますので、今後は予算に関しても一番やはり自治体の根幹のところですから、わかりやすい説明をしていただきたいと思います。これはそれで2番目の質問は終わります。 1番目のエスカレーターに関する質問でありますが、東上線としてはやる気は今のところゼロという中で、今までは東上線の改善の、団体では行って交渉するのだけをやっていたのが、単独でも行くようになったというのは、非常に市のやる気というのを感じるんです。すばらしいことかなというふうに思います。 一つのネックになっているのは区画整理かなと思うんですけれども、それでも北口については分割して駅前広場は進めていくんだという方向性が示されていますので、ぜひその駅前広場の設計に当たっては東武をも巻き込んで、エスカレーターも含めて検討ができるのかなというふうに思いますので、これはお願いをします。 また、東武鉄道としては車いす通路の存在をもってバリアフリー化が終わっているという認識なのかなと思うんですけれども、お年寄りがあんなぐるっと回って歩いてくるとか、あるいはベビーカーにしても結局、皆さんベビーカーは本当は前の取っ手のところを引っ張ってはいけないんですけれども、がっと持って、担いでおりているわけです。そういう状況を見ると、とてもその現状がやはり十分だとは思わないんです。 あと、東武鉄道というのは非常に東上線に投資をしない会社でして、あのがらがらの伊勢崎線の先の方と和光市のあたりとで1km当たりの料金一緒なんですよね。要は、そういう意味では東上線の利益で伊勢崎線を食わせているような鉄道会社ですから、今後やはり東上線にもっ と投資をしてくれというのは、強く言っていくべきじゃないかというふうに私、個人的には思っています。 あと、エスカレーターを東武が設置すると、やはり国庫補助の対象にはなるんですか。そのあたりはいかがなんでしょうか。 ○議長(堀文雄 議員) 企画部長。 ◎企画部長(成田茂) 現状からしても、やはりスロープ自体、利用している人は少ないです。必要性は非常に認識をしております。補助金につきましては、他市の例等もちょっと調査させていただいたんですけれども、ある程度の補助金がつくということでありまして、東武、またうちの方はメトロの方もありますので、そういった市の負担も当然入ってくるという中で、また国の補助ということで、費用等は賄うというような形になります。 ○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。 ◆1番(松本武洋 議員) やはり今後も従来よりはペースを上げて交渉していただいているというふうに感じますので、さらに交渉を重ねていただければと思います。特に先般、私、社人研の人口統計で比較してお年寄りの数がどうふえるのかというのを調査してみたんですけれども、和光市というのはお年寄りの数がこれから30年間の間で倍以上2.5倍ぐらいになるんですね、60歳以上の方が。そういう中で、要は今よりもそれだけ多くの数の方がバリアフリーを必要とするということでありますので、そういったことを考えると、これから東武との交渉というのは重要な仕事かと思いますので、要望しまして質問を終わらせていただきます。 代表監査委員におかれましては、本日わざわざお越しいただきましてありがとうございました。お礼を申し上げます。 PR |
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