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【2024/04/26 11:58 】 |
17年3月定例会一般質問
発言順位4番、1番、松本武洋議員、通告書に従い、お願いします。
     〔1番(松本武洋議員)登壇〕
◆1番(松本武洋 議員) それでは、通告書に従って一般質問を行わせていただきます。
 まず、1点目の水道会計であります。
 平成17年度予算ベースでは、和光市の水道会計において営業収益は14億1,000万円、営業費用は11億6,000万円で、本当に大ざっぱに考えると2億5,000万円の黒字です。しかしながら、事業収益には1億9,000万円の加入金、1億2,000万円の配水管工事負担金が含まれています。この傾向は平成16年度の数値でも同じです。営業収益12億9,000万円、営業費用が11億7,000万円ですから、加入金を引けば赤字ということになります。このような逆ざやという現状のもとで、和光市で加入金等がいつまでも今の調子で入ってくるわけではないわけですから、ある時点で加入金等を合わせても赤字になる日が来るわけであります。もっともトータルで赤字に転落する時期は、冷静に考えて非常に先の話であります。慌てて何かを今やる必要はないという考え方もあるかもしれません。
 しかしながら、なぜまだ赤字転落にはかなりの時間がありそうなこの時期に、私がこの問題を取り上げたかというと、同じような状況に随分前に気づきながらも、結局何もせずに20年ぐらい同じような状況を放置して、結局ある日突然、大幅な水道料金の値上げをした市というのが最近ございまして、その例を見て、今から何かを考えていかなければならないのではないかというふうに考えたわけであります。和光市においても、5年とか10年のスパンで考えれば、大丈夫だとは思うんですけれども、ある日突然、大幅値上げというふうなことにならないためにお尋ねをいたします。
 まず、区画整理等の問題があって、予測は比較的困難ではあると思いますけれども、和光市の水道会計が加入金等も含めてトータルでマイナスになる時期がいつごろであると市として認識しているのか、お尋ねをいたします。
 次に、区画整理と水道設備投資の関係でお尋ねします。先般から議会でもたびたび話題になっていますが、石綿管が和光市内でもかなり残っているということで、しかもその大部分が北口の区画整理の区域にあると伺います。今後、区画整理に伴う水道設備の投資額については、どのような見通しを持っているのかお尋ねします。
 また、区画整理を待っていては、石綿管の更新はまだまだ先になってしまう可能性があると危惧しますが、思い切って先に更新してはいかがかと思いますが、御答弁をお願いいたします。
 それから2点目の学校給食であります。
 まず、学校給食のメニューについて、学校給食は学校給食法上、食生活の改善、食糧問題への理解などを含めて、教育の一環として位置づけられています。また、昨今のさまざまな育児放棄などの事例にかんがみ、子供の健康を守る最後のとりでとも言われています。
 一方で、小学校の学校給食のメニューを見ると、従来よりは改善されてきているとは思いま すが、やはり各国の料理が混じっていて、ワールドレストランといったような趣があります。もちろん、和光市の場合には、地産地消への取り組みや、あるいは季節感のある食事など、非常に評価されるべきところも多いわけですけれども、客観的にメニューを見て、これが日本文化の理解につながるメニューとして十分かというと、例えば和食のメニューに必ず牛乳が入っていたりするように、普通の感覚とはかけ離れた面があり、再考を要するのではないかと思います。
 例えばお隣の韓国の給食メニューを拝見すると、毎日のようにキムチが入っていたり、非常に韓国の文化を大事にしている。そして明らかに韓国の給食のメニューであることがメニューを見ればわかる、そういった状況であります。日本と比べて伝統的な韓国料理も非常に多く入っています。もちろん欧米のメニューについても入ってはいるわけでありますけれども、何よりも日本の家庭、特に小学生の子供を抱える若い家庭では、和食を食べる機会が著しく減少しているのが現状であります。
 そこで、日本文化への理解を深める趣旨で、給食のメニューをもう少し和食としての体裁をとったものに組みかえるということができないかどうか。また、牛乳がほぼ毎日入っているこの現状について、再検討できないか、お尋ねをいたします。
 次に、給食費の収納状況、収納対策と申し込み制についてお尋ねをします。全国的に給食費の未納、・・・・が昨今、話題になっています。他市では給食費不足で給食のメニューが突然変わるということもあると伺います。例えばトンカツの予定がチキンカツになるとか、そういったことがあったようであります。そこで和光市内の現在の収納状況、・・・・等の事例について、お尋ねをします。
 また、現実問題として、給食費を納めない保護者がいる以上、何らかの対策を講じていると思いますが、現状についてお尋ねします。
 次に、給食費については、未収分はだれの責任で管理をしているのか、あるいは給食費全体としてだれの責任で管理をしているのか、お尋ねします。
 また、給食について、申し込み制の導入の可否を含めた検討ができないかと思います。いかがでしょうか。学校給食については、学校給食実施基準によりますと、在校生すべてを対象に実施をすることを定めています。しかしながら、一方でアレルギーなどを持つ子供などもおり、最終の給食実施基準の改正があった昭和61年と比べても状況は変化しております。一律の給食は時代の趨勢とはやや離れてきているのではないかと感じますが、いかがでしょうか。
 続いて3点目の教科書問題であります。
 中学校の教科書選定について。来年度は4年に一度の中学校の教科書選定の年です。まず教科書選定の手続について、どうなっているのか、現状をお尋ねします。
 次に、社会科の教科書についてでありますが、前回、教科書選定のときには、特に歴史教科書の選定について、全国的にさまざまなトラブルが発生をいたしました。実際に私も和光市の中学生が使っている教科書を拝見してみました。前回、和光市が選定したものであって、埼玉 で10ある採択区すべてで採用されて、全国シェアも50%を超えている教科書であります。
 気になった点を1点だけ挙げてみたいと思います。これはほかにもいろいろな問題になる点があるというふうに私は認識はしているんですけれども、特に見解が分かれないであろうと思われるところでありますが、戦後の米軍の占領下行われたさまざまな言葉を使うことすら禁止する大々的な思想統制というのがあったわけですけれども、これについて全く触れずに、米軍が来て言論の自由が認められたと、そういう表現を行っているんですね。ほかにもいろいろとここで申し上げるとやじが飛ぶような、見解の分かれることではありますけれども、さまざまな違和感を感じさせる表現というのがあって、私もこれはトラブルというか、いろいろと見解が分かれるなというふうに感じさせられたわけであります。
 また、私が中学生のころというのは、そういう教科書は教科書の表現にはなかったとは思うんですけれども、さまざまな項目ごとに、一々何とかについて考えてみようというキャプションがついていて、子供の考え方、あるいはここで子供に考えさせろというふうな誘導するようになっているんですね。しかしながら、こういうことというのは、実はどういうところでその歴史的な事実について認識を深めようとかいうことも含めて、子供が思考回路を発達させるのが中学校の教育の現場では望ましいわけですけれども、それを誘導の方向というのがあって、しかも教科書会社が思う方向に思考回路を誘導させようとしているように感じさせる、そういうところがありました。
 こういうことをやるというのは、子供の逆に自分で考える能力を奪うのではないかなというふうに感じさせられました。
 また、何よりも問題なのは、教科書というのは子供が受験のために、特に中学校の教科書というのは高校受験のために9割以上の子供が暗記をするものなんですね。つまり教科書に書かれていることというのは、事実として若い子供の頭に刻み込まれるわけです。また、高校の社会科では、1年生の現代社会こそ全員とるんですけれども、日本史とか世界史、地理、こういった科目というのは選択制なんです。また受験勉強がつらいということから、歴史とか地理というのは敬遠されがちですので、かなりほとんどといっていいほど、多くの子供たちにとっては、歴史を学ぶということが実は中学校で最後なんですね。そういう意味からも、中学校の社会科の教科書の選択というのは非常に大切なのかなと、そういうふうに感じるわけであります。
 そこで、教育長さんにお尋ねをいたします。社会科を含めて、せめて採用される候補として絞られた教科書について、教育委員さんは目を通されたのかどうか、あるいはどのぐらい目を通されたのか、そのあたりについて御答弁をいただきたいと思います。
 1回目は以上で終わります。
○議長(堀文雄 議員) 休憩前の1番、松本武洋議員の質問に対する答弁を願います。
 水道部長。
     〔水道部長(田窪 勝)登壇〕
◎水道部長(田窪勝) 水道会計に対する御質問に対してお答えをいたします。
 まず、加入金の今後の見通しについてでございますが、このところで行いました給水人口推計によりますと、わずかずつではありますが一貫して人口が増加するという結果となっておりまして、当分の間は人口増及びこれに伴う開発増により、今後もある程度安定的に加入金等の確保及び利益の確保が可能と想定しております。これまでの留保財源を有効に活用し、財政状況を慎重に見きわめつつ事業を進めれば、予定しております多額の投資に対しましても、当分の間は対処できるというふうに考えております。
 次に、赤字転換の時期の御質問でございますが、現在、水道事業会計は良好な財務内容で推移をしております。供給単価と給水原価、これは逆ざや状態であり、水道料金で事業費を賄えている状況ではありませんが、加入金等、水道料金以外の営業収益が逆ざやを補って、さらには利益を生む、そういう源泉となっております。和光市における開発は人口増加に伴い、今後も増加すると予想され、当分の間は赤字に転換することはないと想定をしております。
 次に、土地区画整理の進捗に伴う負担の見直しについてお答えをいたします。
 平成16年度末の石綿管の残存延長見込みは1万6,688m、残存率は12.66%で、このうち中央土地区画整理計画区域内に残存する石綿セメント管の総延長、これは1万3,423m、残存率は10.19%であります。布設がえに要する経費は中央第二谷中土地区画整理区域を除き、街区や道路線形も決定していない現状でございますので、区画整理に合わせた上水道管の整備箇所や整備計画、これを策定できない状況でありまして、費用負担の取り決めもいたしておりませんので、具体的な費用は算出することはできない状況ですが、かなり多額の費用になるものと想定はしております。
 この費用に関しましては、現在、区画整理事業が進められている中央第二谷中土地区画整理事業の例を参考にしていただければと存じます。ここでは石綿管の布設がえということではなくて、土地区画整理法第2条第2項の規定に基づき区画整理事業に組み込んで水道管の管網整備を行っておりまして、区画整理施工者と費用負担の覚書を交わして、口径200mm以上の上水道管の新設、布設がえにつきましては、水道事業者で負担し、それ以外については区画整理施工者で負担することとして、現在整備を進めております。同区域内の水道事業者負担に係る上水道管の計画全体延長は1,749m、総事業費の予定額は約9,000万円と見込んでおります。このうち整備済みの水道管延長は16年度末予定で464m、整備率26.5%であります。他の計画区域でも区画整理が進みますと、整備延長に応じ同様な費用がかかると想定しております。
 水道部では、これまで二重投資を避けるということで、区画整理事業に合わせて整備を進めるという基本姿勢を貫いてまいりました。しかし、区画整理の施工着手や完成までに、まだ相当の期間を要することや、中越地震の被害状況から見て、上水道管の安全性、耐震性の向上を図る必要があること、また、駅北口区域については現道を生かすという基本方針が出ていることなどを考慮いたしまして、今後は整備効果や必要性の高い管から順次計画的に布設がえに着手をしてまいりたいと思っております。
 しかしながら、区画整理事業に組み込んで、水道管の整備を行う方が石綿管の布設がえを現状のままで行うよりも、経費的にはかなり安い。またせっかく布設しても、区画整理や道路線形が変わってしまえば、その分、改めて布設がえになると。そういった二重投資のリスクがあるものですから、その辺については慎重に行ってまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
     〔教育長(今城 功)登壇〕
◎教育長(今城功) それでは、学校給食のうち、給食のメニューと食育についてお答えをいたします。
 飽食の時代と言われている今日、食生活は豊かそうに見える一方、栄養の偏り、不規則な食生活や運動不足などによる肥満、無理なダイエットによる貧血や疲れ、朝食抜きによる集中力の欠如などが問題となっております。
 また、社会の変化に伴い、家庭のあり方が変容し、食事を1人または子供だけで食べるなど、子供の心身への影響も懸念されております。
 このような基本的生活習慣ともかかわる食生活上の問題が生じている中、いろいろな生活体験の不足や人間関係の希薄化による弊害も指摘されているところであります。
 このような状況の中で、児童・生徒に対し、生涯を通じ健康に過ごすための食生活について理解を深めさせ、また、楽しい食事や給食活動を通じて、豊かな心を育成し、社会性を養っていくことは今日の学校給食が果たす重要な役割と考えております。
 御質問のメニューについてですが、学校給食は昭和51年度より食事の内容の多様化の観点から、米飯給食が導入され、1月の七草がゆや3月ひな祭りの五目ずしなど、日本古来の行事食を初め、和風メニューも数多く実施されるようになりました。日本の伝統的な食生活の根幹である米飯給を学校給食に取り入れることにより、児童・生徒が和食への関心や理解を深め、さらに外国の料理を学校給食に取り入れることにより、諸外国の食事の様子、マナーを知り、世界の文化を理解することへつながると考えております。
 また、牛乳につきましては、学校給食法施行規則第1条第2項に、完全給食の条件として示されており、良質なたんぱく質と児童・生徒に不足しがちなカルシウム等を補う大切な食品として積極的な飲用が望まれているところでございますけれども、牛乳の飲用については検討はしてみたいというふうに考えております。
 今後におきましても、児童・生徒が正しい食事のあり方を学び、好ましい人間関係をつくるための生きた教材として学校給食はより一層充実するように努めてまいります。
 次に、中学校の教科書選定にかかわりまして、教科書の選定の手続についてお答えをいたします。
 まず、教科書の採択の方法でございますが、採択の権限は公立学校で使用される教科書については、その学校を設置する市町村や都道府県の教育委員会にございます。
 採択の方法は、義務教育である小・中学校の教科書については、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律によって定められております。
 また、都道府県教育委員会では、適切な採択を確保するため、採択の対象となる教科書について調査研究を行い、採択権者に指導、助言、援助することとなっております。この調査研究を行うに当たり、都道府県教育委員会は、専門的知識を有する学校の校長及び教員、教育委員会関係者、学識経験者から構成される教科用図書選定審議会を設置いたします。都道府県教育委員会は、この審議会の調査研究をもとに選定資料を作成し、それを採択権者に送付することにより、助言を行うことになっております。
 採択に当たっては、市もしくは郡の区域又はこれらの区域を合わせた地域を採択地区として設定し、地区内の市町村が共同して種目ごとに同一の教科書を採択することになっており、採択地区はその地域内で同一の教科書を使用することが適当と考えられる地域であり、都道府県教育委員会が決定することとなっております。
 埼玉県には、10の採択地区がございます。なお、採択地区内の市町村は通常、共同採択を行うため、採択地区協議会を設け、ここに学校の教員等からなる調査員を置くなどして、共同調査研究を行っているところでございます。
 教育委員会では、発行者から送付された見本を検討するとともに、各学校の調査研究の結果や、教育委員会事務局の研究結果、また和光市が所属する第三採択地区の採択協議会での調査研究結果も踏まえて採択をしているところでございます。
 教育委員さんは、教科書に目を通しておられるのかという御質問でございますが、前回の採択に当たっては、展示会場に出向いていただき、教科書に目を通し研究をしていただいておるところでございます。
 次に、教科書の内容につきましては、発行者により記述の違いはありますけれども、教科書調査官の調査や教科用図書検定調査審議会の答申に基づいた検定を経ておりますので、使用について教育委員会としてコメント等は差し控えさせていただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
○議長(堀文雄 議員) 教育部長。
     〔教育部長(河本賢一)登壇〕
◎教育部長(河本賢一) それでは、学校給食のうちの2番目の給食費の徴収状況と申し込み制導入の可否についてお答えを申し上げます。
 学校給食に要する経費につきましては、学校給食法において経費の負担区分が定められており、児童・生徒の保護者が負担する学校給食費は、主として食材料費となっております。
 和光市における学校給食費は、月額、小学校3,800円、中学校4,400円で、その徴収方法としては、校長の管理のもとに各校とも口座振り込みとなっております。
 また、未収金につきましては、平成15年度ということでお答えを申し上げますけれども、11校中7校で88万4,020円、全給食費の0.36%となっております。
 対策といたしましては、引き落としは各校毎月2回設定しておりますが、保護者口座の残高不足等により、引き落とされなかった場合につきましては、1回目、2回目それぞれ督促状を渡しておるところでございます。
 それでもなかなかお支払いいただけない御家庭もあり、担当事務員のみならず、学級担任や教頭、校長により督促状、電話等により該当家庭に督促をしているところでございます。
 未収金につきましては、今後とも関係者一同、一層の努力をもって回収をいたしてまいりたいというふうに思っております。
 また次に、給食費不払い対処策としての御提言いただきました給食の申し込み制についてでございますが、学校給食はただ単に昼食の提供だけではなく、心身ともに成長、発達の途上にある児童・生徒に必要な栄養バランスのとれた食事内容であり、食に関する正しい知識とそれを実践する食習慣を身につけさせる大切な教材であると考えておりますことから、導入につきましては、問題点も多くあるということから、多分の検討が必要ではないかというふうに考え ております。
○議長(堀文雄 議員) 再質問、1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) それでは、再質問をさせていただきます。
 まず最初に、1回目の1番の給食費について、未払いのまま卒業する例があるのかという趣旨で・・・・という表現を使ったんですけれども、不穏当な表現であると思いますので訂正をさせていただきます。
 それでは1番目の水道会計から再質問させていただきます。
 答弁の中で、赤字には当分ならないということで、これはそのとおりでして、実際に平成27年度の給水人口は8万5,000人というのが、今回の議会でも提示されているわけですけれども、大体和光市の人口のピークというのは、やっぱりこのぐらいに来ているのかなと。それはそういうふうに感じるわけです。そういう中で、つまりあと大体人口2人で1件ぐらいの勘定かなと思いますので、加入金だけでも、まだまだこれから5,000件分ぐらいは入るのかなと、そういうふうにごくごく単純に推測するわけであります。
 そうすると、やっぱり平成27年ぐらいまでは加入金はそこそこのペースで入ってくるだろう。少なくとも平成27年度ぐらいまでの間に、減ってくる可能性はあるんですけれども、入ってくるだろうとは思うんですね。しかしながら、これがその後どうなるかということをちょっと単純に考えますと、今繰越金というのが大体17億円ぐらいあるんですね。しかも毎年かなりのペースでふえているわけです。それを本当に毎年3,000万とか、そういうペースでふえています。そういう中で、やっぱり繰越金がかなりあるのと、あと加入金もこれから入ってくるという意味では、やっぱり大体実は今後20年とか、そのくらいたたないと、赤字転換というのはないのかなというふうに単純に考えても考えられるんですね。
 しかしながら、これは例えば変な話なんですけれども。年金の問題とかも、あと10年20年すると大変なことになるよと言われながら、何もやらなくて、今の何というんでしょうか、もうにっちもさっちもいかない状況になっていることを考えると、あと20年とか、そのぐらいあっても、その間に水道料金について、検討というのはもう始めておく必要があるんじゃないかと私は思うんですね。
 そういう意味で、現状、当分安心だろうというふうな御答弁だったと思うんですけれども、実際に逆ざやも発生している、そして県水についても逆ざやであるというふうなことを考えると、今後、現状のように繰越金をただ積んで、加入金も積んで待っているというのではなくて、まず市民の皆さんに逆ざやであるということは周知していただきたいと思いますし、あるいは今後どういう見通しがあるのかというのは、もっと精査をしていただきたいなと思いますので、この点については要望をさせていただきたいと思います。
 それから、石綿管の布設がえの話ですが、今後、慎重に重要なものからかえていくということなんですけれども、実際、石綿管と布設がえしたところというのは、震災とかでもかなり壊れなかったというふうなことを聞きますので、慎重にというのが1つ考えられると思うんです けれども、積極的にある程度やっていただきたいと思いますので、これも要望させていただきます。
 1つだけ確認したいんですけれども、そうすると北口の区画整理の地域に関しても、石綿管の布設がえというのはこれからもうすぐに始めていくんだということで、よろしいのかと思うんですけれども、確認をお願いいたします。
○議長(堀文雄 議員) 水道部長。
◎水道部長(田窪勝) まだどの箇所をやるかということにつきましては、17年度中に具体的に検討してまいりたいと思っています。
 やはり配水管で口径の大きいもの、これは影響が大きいので、できるだけ早くかえたいと思いますけれども、ただ、やはり大きな口径になりますと、かなり慎重に工事をやらないと、水の逆流でありますとか、赤水の発生でありますとか、交通に対する影響なんかも出てきますので、数年にわたって施工するというようなことになろうかと思います。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) 1番目については、そういうことでなるべく早目に取り組んでいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 それから2点目の給食ですが、確かに最近のメニューを見て、私が子供のころ給食を食べていたころと比べると、御飯の給食がかなりの割合になってきている。昔はもう本当に、ほとんど毎日のように、どこでもパンを食べていたと思うんですけれども、今は大体週に2回ぐらいパンを食べるという状態なんですね。
 また、確かに季節のメニューというのも取り入れられてきているんですけれども、一方で、必ず入ってくるのが牛乳なんですよ。大体1カ月20回ぐらい給食があったとして、1回ぐらい飲むヨーグルトがあって、あとは毎日牛乳、毎回入ってくるんですね。牛乳については、各国の研究を見ていると、実はアレルギーとか、あるいはホルモンバランスの関係からして、特に最近、アメリカでは無理に飲ませる必要ないんじゃないかということになってきていると思うんですよ。あるいは日本の場合、特に欧米の人と比べても、欧米の人というのは、もう酪農をずっと何千年もやってきて、そういう体質的に適性があるから、日本人と比べると牛乳を飲むということが有効性あると思うんですけれども、ところが日本とかそういうアジアの民族というのは、そういう面では牛乳が飲めない人もかなりいますし、そのあたり、毎回牛乳というのは、ちょっとそろそろやめるという方向で再検討できないかと思うんですね。
 もう一つ、牛乳を毎回やって、何が問題かというと、和食のメニューで牛乳を飲むんですよ、子供たちは。ちょっと私もどの例がいいか、なかなかちょっと判断に困るんですけれども、例えばそうですね、これは1月のある小学校の献立なんですけれども、肉じゃがに澄まし汁、御飯、これに飲むヨーグルトがついているんですよ。普通、家庭とかで、こんな組み合わせが、今はあるのかもしれないんですけれども、やっぱりちょっと違和感があるんですね。メニューの組み立てとして、パンあるいは洋食に牛乳がついているというのは、普通の感覚でいいと思 うんですけれども、和食のメニュー感覚を壊すというんですか、そういったことも感じますので、牛乳について、毎回入れるということについて、今後ちょっと再検討していただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) 先ほどもお答えいたしましたけれども、今言ったメニューの組み立てとか、和食で牛乳を飲むのはどうなのかなというようなことですので、検討はしたいと思うんですが、先ほど言いましたように、栄養の面ですとか、ほかの面からもちょっと検討をしなきゃいけないと思いますので、検討していきたいというふうに思います。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) 牛乳について、特にそういう検討を積極的にお願いをしたいと思います。
 それから、外国のメニューがかなり入っているということで、これについて外国の文化を学ぶとか、あるいは外国のマナーを学ぶというのは非常にいいんですけれども、実際に私たちのような小学校の子供を持つ親の世代というのは、もう既にかなり洋食メニューになれてきて、家でもそういうメニューを出すんですね。そういう中で、学校の教育の一環としては、むしろ世界じゅうのいろんなものを食べさせて、経験させるというのもいいんですけれども、それは十分家でやっているんじゃないかと思うんですよ。むしろ家でなかなか用意をしてやれない、学校で教育の一環として提供するのに適したものというと、逆に私はもうちょっと和食の割合をふやすことというのが、実は学校としては適しているんじゃないかなというふうに考えるんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) 先ほどもお話ありましたように、これまでは和食等の取り入れてきているということは、多くなってきていることは事実だと思うんですが、今後、これをもう少しふやすかということになってくると思うんですけれども、献立委員会等でも、この辺について、また検討してみたいというふうに思います。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) 学校の献立をつくっていらっしゃる方々として検討する場合に、今までかなり、今までのメニューの流れというのもあると思いますので、そういう中で和食をもうちょっと取り入れるかどうかということになってくると、結構教育委員会の考え方というのも影響、教育委員会の方でかなり具体的に、そういうふうに示さないと、なかなかそっちにはいかないと思うんですね。その点はぜひお願いをしたいと思います。この点については終わります。
 次の給食費の収納状況等についてでありますけれども、まず現在の未納率というのが0.36%ということで、これはかなり全国的に見ると低い水準なのかなというふうに感じました。というのは、ここ数年の間、何回かいろんな報道機関で給食費の未納というのが問題になった市町 村というのは、どこも実は未納率が1%を超えている例が多いですね、仙台市でありますとか、あるいは北海道のある町でありますとか、それに比べると非常に低い数字で、そういう意味では未納対策というのは一生懸命やっていただいているのかなというふうには感じています。
 ただ、実際に今、校長先生の管理で私会計で管理をされているということなんですけれども、これは実際には条例で位置づけて、公会計的な管理をするということも一つの方法ではないかと思うんですね。というのは、現状で校長先生とか、あるいは担任の先生とか、そういったところで収納するというと、なかなかその年の分の対応というのはできると思うんですけれども、時効までしっかり追いかけるとか、そういったことができないと思うんですね。むしろ公会計で位置づけて、ほかの公金に準じた取り扱いにすれば、例えば納税の担当者がついでに回収できるかもしれない、そういったことも検討していくべきではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○議長(堀文雄 議員) 教育部長。
◎教育部長(河本賢一) 確かに私会計と公会計、両方あるというふうに思います。ただ、両方に利点というのがあると思います。確かに公会計におきましては、その督促の関係でかなりの時間、5年間という時効の期間がございます。私会計においては、民法的には2年ということになっております。したがいまして、いろいろなことから、自校方式というのも一つの方法だとは思いますけれども、ただ、公会計にしたということから、未納がそれでは減るのかということになれば、それもまた難しいのかなというふうに思っております。
 しかし、私会計でやって現在やっておりますけれども、自校方式ということでいろいろな面で各校に栄養士がおりまして、その食育等の関係もございまして、それらに関しての利点というのは結構あるということから、多分、私会計になっているというふうに思っておりますので、私会計のいいところをこれから取り入れて、またその未収金の回収につきましても、今後努力をしながら、できるだけ少なくしていこうというふうに思っております。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) ちょっと今の御答弁だと、私会計にすることの利点というのがよく理解できなかったんですけれども、もうちょっと詳しく御答弁いただけますか。
○議長(堀文雄 議員) 教育部長。
◎教育部長(河本賢一) これから公会計にするということになりますと、電算のシステムの改正等がございます。それに経費をかけなければならない。また、保護者との信頼関係というものも、公会計ということにするということで理解も得なきゃならないというようなことから、できれば私会計でやっていきたいというふうに考えております。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) そうすると、いわゆる公会計そのものだと、電算システムというのは必須なんでしょうか。
○議長(堀文雄 議員) 教育部長。
◎教育部長(河本賢一) 実質的に公会計になりますと、収入伝票あるいは調定票等の関係がございます。それをどこでやっていくか。学校でやるのか、それともこちらの本庁舎の方でやるのか、そのいろいろな関係があると思うんですね。そこで、例えば学校でやるのであれば、学校でまたいろいろな面での入ってくるものについての電算の変更が必要になってくるんじゃないかというふうに思っております。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) 私会計のままとどめるのがいいのか、公会計にしてしっかり管理をしていくのがいいのか、今の0.36%という未納率というのが、全国的に見て比較的低い水準にあるのかなというふうに感じるところもありますので、今後、検討していっていただきたいと思うんですけれども、いずれにしても食べていて、一部の家庭がお金を払わない状態というのがあるのは事実ですよね。
 実際に払えないというふうに公的に認められているようなケースの場合には、それはもう払わないでいいような仕組みもあるわけですから、払うことになっている家庭というのは、基本的に役所の姿勢としては払える家庭だと思うんですね。払える家庭なんだから、やっぱり払ってもらわないと、これは不公平感というのが募ると思うんですよ。ですから、一方で払えるのに払わない、しかも給食は食べているというのは、これは非常に難しい問題だとは思うんですけれども、やっぱり今後より一層の対策というんでしょうか、お願いをしたいと思います。これは要望をさせていただきます。
 それから、3点目の教科書選定でありますが、きのうの県議会の方の予算委員会で、県の教育長さんが、各市で教科書を選んでもいいということを答弁したと思うんですけれども、その点について、どの程度把握していらっしゃるか御答弁ください。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) 私の方の把握といいますか、採択地域が今、和光市の場合は第三採択地域になっておりまして、ここにかかわる市は、12市2町なんですね。これはちょっと広いだろうということで、今、県の方で、これを小さい形にするという話は聞いておるんですが、各市単独でどの市もという話は聞いておりませんので、この後、連絡が来るかどうか、ちょっとわかりませんけれども、現在ではちょっと正式な形では来ておりません。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) ちょっと正式な形はわからないという御答弁だったんですけれども、少なくとも各市で、よりその地域あるいは教育事情に合った教科書というのが選べる方向に来てはいるのかなというふうに感じます。
 そういう中で、やっぱり今後はより各市の教育委員会が教科書の選定に関して、役割を果たさなければならないのかなと思うんですね。つまりこれまでは展示会場に行って、ざっと目を通していただく程度だったというふうに、先ほどの御答弁からすると感じるんですけれども、実際に教科書をじっくりと熟読してみると、かなり教科書というのは個性がありますね。片一 方の教科書で載っていたことが、片一方の教科書では載っていないということがかなりあるんですね。そういった中で、実際に展示会場に行って目を通すぐらいのことで、役割が今後果たせるのかどうかというと、ちょっと違った状況になってくるのかなと思うんです。
 ことし、もちろん今後、状況が見えないし、各市で選べるかどうかというのもわからないということだと思うんですけれども、どのような今後、作業というか、役割を教育委員の皆さんが果たすべきかというところで、教育長さんの見解をお願いいたします。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) 先ほど、私のちょっと説明等が誤解を得たかなと思うんですが、教科書の最終に決定するのは市の教育委員会になります。採択協議会というのがありまして、そこはその採択協議会の中は共通の採択された教科書をつくるということなんですが、それをもとに、また各市で検討して、そして全部の市が一致した時点で、その教科書を使うということなので、最終的には市が決めるという形になります。
 それからあと、教科書の研究につきましては、今年度の小学校の方の教科書から、各委員さんに教科書会社から各個人あてにも教科書の見本が来る形になります。ですから、今度はそれぞれの委員さんが熟読できるということで、今回は委員さんの方では、自宅にちょっと本を置いてもあれですから、教育委員会の方にまず置いておいていただいて、教育委員会に来たときに見ていただくという方法をとりました。ですから、今度の中学校の方の教科書採択に当たっても、基本的には各委員さんの方に教科書の見本が来るという形になりますので、今までよりも詳しく教科書の研究ができるものというふうに考えております。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) ぜひその教科書を送るだけではなくて、読んでくださいということを教育長さんからも、教育委員会の教育委員さんに言っていただきたいんですね。ざっと見ても、ぱっと見てきれいな感じの教科書というのがあるんですよ。和光市が採択している某社の社会科の教科書などというのは、非常に印刷も美しいし、紙質も何となくいい感じがするんですよ。ぱっと見ではなかなか違いは見えてこないと思うんですけれども、個別の項目について比較すると、実にさまざまな書かれ方がしています。同じ内容についても違う表現があったり、かなりちょっとこの場で言うと、また政治的な非常にやじが飛ぶようなことについては、余計いろんな表現があるんですね。過去の戦争の話とか、そういったことなんかを比較すると、本当に、これが同じことを書いているのかというふうな表現もありますので、ぜひともこれまでの選んできた教科書にこだわらずに、何というんですか、ゼロベースで検討していただきたいと思います。また、その県の予算委員会であった、市が選べるというのが、どのくらいのものなのかというのを早急にキャッチしていただいて、採択区、これまでは本当に採択区で実質的には一致しないと決められなかったわけですよね、それがどうも答弁の報道のされ方を見ていると、そうでないことも可能になるだろうと、そういうふうに感じておりますので、今後の教育委員さんの果たす役割というのは大きいのだということをしっかりと教育委員さんにもお伝 えいただきたいと思いますので、選定に関しては、そういうふうにお願いをいたします。
 それと、社会の教科書の内容でありますけれども、実際に内容については差し控えさせていただくというふうなことを先ほど御答弁だったんですけれども、そうすると内容について、実際に細かく検討しているレベルというのは、どういう段階で、つまり採択協議会でやっているのか、あるいはその他の何か組織があるのか、どういう段階で教科書のそれぞれの細かい比較をしているのかということを、もうちょっと答弁いただきたいと思います。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) もちろん教育委員さんも検討しておりますけれども、この教科書の採択に当たっては、研究調査を行う調査員を置くことになりまして、調査員が詳細に資料をつくっております。その調査員の資料をもとに、対策委員会で協議して、もちろん市の教育委員会もそれらの資料をもとに検討するという形にもなります。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) その調査員さんというのは、どういうふうな方が選ばれているのか、また調査員というのは、どのぐらいの期間、普通やるものなのか、答弁をお願いいたします。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) 今年度、小学校の教科書の採択に当たっては、2カ月程度になりますかね、ちょっと教科書、もちろん何回かなんですけれども、そういう形でその教科ごとに調査を行って研究をしていただいております。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) ちょっと私の質問の趣旨とずれたかなと思うんですけれども、要は調査員さんというのは1回やると何年もやるものなのかどうかという意味で御答弁お願いします。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) 失礼いたしました。その教科書の採択に当たっては、その回だけでございます。そこで選ばれた調査員さんがそこで研究をするという形ですので、その後ずっとやるということではありません。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) 結果的に何年も続けてなっているというか、そういうことというのはあるんでしょうか。つまりもちろん毎年選ぶんですけれども、結果として同じ人がずっと調査員をやるというようなことというのはあるのかどうか、あるいはしばしばあるのか、ほとんどないのか、御答弁をお願いします。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) その都度に選ばれるわけですので、場合によっては、確かに前回、4年前に選ばれた方も中にはいるかと思いますけれども、すべてが同じ人ばかりというふうには限りません。ですから、そのときにもちろんなってみなきゃわかりませんけれども、状況とし ては同じ方が選ばれる場合もあるというふうに思います。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) 同じ方がかなり長期間やられる場合、ケースというのがよくあるのではないかというふうに、ちょっとこれはどこで聞いたというのは言いにくいんですけれども、そういうケースというのがよくあるんじゃないかと思うんですね。つまりどういう基準で、どういう人が調査員になるということは、御答弁できればお願いします。
○議長(堀文雄 議員) 教育長。
◎教育長(今城功) もちろん、その教科について非常に日ごろ研究等をされていたり、非常にかなり深い知識を持っているといいますか、そういう方を一応選んでいますので、それらについて結構理解がある人ということが、基本的になろうかなというふうに思います。
○議長(堀文雄 議員) 1番、松本武洋議員。
◆1番(松本武洋 議員) ちょっとこれは、このやりとりを繰り返してもしようがないと思うんですけれども、教科書というのは、採択というのは埼玉県全体で、例えば歴史の中学の教科書みたいに、全部同じ教科書というと、かなりの教科書会社にとっては売り上げなわけですよね。同じような人がずっとやっていると、その辺のもちろん法律で禁止されているから接触はないと思うんですけれども、教科書を選ぶという行為が原因になって、汚職とかいったことも4年前はありましたので、そういう意味では、調査員の選び方とか、あるいは同じ人をずっと調査員として選ぶのがどうかということも含めて、慎重にやっていただきたいということ。
 あと、これは最後にお願いなんですけれども、実際に現場の学校の先生がもちろん、教科書を使いやすいもの、あるいは子供に理解しやすいものを選ぶというのは、非常に正当なことだとは思うんですけれども、和光市の状況に合った教科書を選ぶとか、そういう意味では教育委員会の果たす役割も非常に大きいと思いますので、これまでの慣例的に例えばもう調査員のレベルで、大体もう話がついてしまうようなことというのは、そろそろやめていただいて、教育委員会としても教科書の採択に関して、もっと積極的に関与していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
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【2006/03/05 12:29 】 | 議事録
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