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【2024/03/29 07:37 】 |
19年9月定例会一般質問(後半)
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) 御答弁ありがとうございました。
 それでは、まず順位1番の監査委員の役割のところでありますが、これまでも、義務的な内容について、監査委員の方で着実に職務はやってきていただいたとは思うんですけれども、新しい法律というのが、より積極的な関与を求められているということと、それから説明責任についても、その根拠についても検証するということになってくる中では、これまでと非常に異なった、要は見積もりの部分を検証するという仕事が出てきますので、非常に重責であって、その辺の新たに体制づくりに努めていただきたいということをお願い申し上げます。
 また、外部監査人の選任に至るようなことというのは、和光市は今のところないとは思うんですけれども、ただ、やはり可能性としてある中では、外部監査、もちろん義務的な外部監査も、あるいはそうじゃない外部監査も含めてこの際検証をして、方向性についても考えていただきたいということをお願いをしまして、この質問は終わりたいと思います。
 それから、駅前の整備のことでありますが、まず、バス・タクシー乗り場のシェルターの改修を行う中で、自転車置き場からの通路のひさしを設置するということで、非常に合理的というか、コスト的には安いのかなというところがありますので、ぜひ積極的にやっていただきたいと思うんですけれども、実際に動線として、今のところやっぱり改札を出て左に歩いていくと、すぐにあのバス停に行きたいというふうなところもありますので、その方法がいいのかどうかというのは、ちょっとよく動線を確認してなるべくいい方法で、とにかく、駅前に出てすぐに雨にぬれるというよりは、バスを待っている間ぐらいまでは、タクシーを待っている間ぐらいまでは雨にぬれずにいられるというのも、非常に市民サービスとしてはいいと思いますの で、あわせて御検討いただきたいと思います。
 それから、前任者も、街路樹について触れていたと思うんですね、駅前通りの。駅の広場に関しては中木が植わっていて、非常に小さい木ではあるんですけれども季節感があって、私も、もう長い間南口を通ってサラリーマンとして都内に通ったんですけれども、やっぱりあの季節感のある景色というのはいいものだという中で、木が全然なくなるというのは、駅前通りに関しては寂しいというものがあります。現状のプラタナスの木というのは、葉っぱは落ちたりするんですけれども、余り日本の季節感とは縁のない木でありまして、そういう中では、これを機に、南口は、季節によって色の変わる葉っぱのついた木が生えていますので、通勤している方の季節感とか、あるいはいやしという意味では、一帯として、中木で何かいいデザインのものを考えながら木を残していただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。
 それから、市民の意見も聞いていくんだというふうなやりとりもありましたが、これは、必ず地域の人だけではなくて南口を使うすべての人に意見を言う機会というのがあるといいというふうに考えておりますが、そのあたりの見解を伺います。
○議長(菅原満 議員) 建設部長。
◎建設部長(大寺正高) 確かに、南口の整備につきましては、和光市の顔、玄関口となる、そういった箇所でございます。そういったことも含めまして、広場や道路の整備につきまして、今後、平成21年度に各企業の専用車の入庫の工事が終わります。そんな中で、道路管理者によります歩道整備工事の業務委託設計をその時点で行っていくことになります。その中で、いろいろな最終のデザイン計画だとか、道路の線形、道路の構造、植栽計画も含めまして、その時点で安全対策なども考慮しながら決めていかなければいけないというふうに考えておりますので、議員の御指摘のとおり、いろいろな方の御意見を参考にしながら進めてまいりたいと、そういうふうに思っております。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) とにかくそれはお願いをしたいということと、あと、何ていうんでしょうか、商店街の中では、葉っぱの管理が大変だというので、それに対して、前任者のやりとりでもいろいろ、例えば地域の方だけじゃなくて、いろいろな協力を求めるとかそういったこともありましたので、とにかくみんなの木としてどう管理していくのかということをしっかりとやっていけば、商店街だけが負担するのではない形というのはあると思います。市のシンボルですから、多分プランターだと管理が行き届かないと思うんです。真っ黒い土のプランターが、時々季節が変わると業者が来て花を植えていって、しばらくするとまた真っ黒になるような、そういう管理だとやっぱり市の顔としては寂しいですから、やっぱり地べたに木が植わっているというのがあるべき姿だと思いますので、よろしくお願いをいたします。この質問は終わります。
 すみません、4番に飛ばせていただきます。
 幼稚園の話なんですけれども、補助の県への要望については、積極的にやっていただけると いうふうに理解しましたので、ぜひこれはお願いをいたします。
 それから、認定こども園なんですけれども、やはり、もちろん関東財務局とのやりとりをやっているという話なんですけれども、大きな障害というのは、県の幼稚園に対する姿勢かと思うんです。あるいは認定こども園に対する姿勢かと思うんです。やっぱり知事さんが、保育園に関して待機児をなくすという、そこに注意がいっていて、それ以外になかなか目が向かない、そういう現状があるのかというふうに思います。もう和光市のように、幼稚園が足りないというのは非常に珍しい例だと思いますので、そういう中で、そうすると、例えばもう県の制度が変わっているのを待っていられないふうなことをもし考えるとすれば、市として構造改革特区というふうな提案をして、そして和光市の実情に合った幼保一体の施設を考えるというのは、考え方としてはいかがでしょうか。
○議長(菅原満 議員) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(石川幹) この認定こども園につきましては、構造改革特区の第1次提案、第2次提案があった段階から幼保一元化の認定特区という形で進んできているのが実態なわけでございます。それで、平成17年に入りまして規制の全国化ということで、11月ごろに、その特区は、みんな基本的には解除されているということで、その後、認定こども園の関係の法律が整備されてきているということから、結局は国の規制でなくなってきている、あくまでも県の取り組み姿勢の問題というふうに考えますので、現時点では、認定こども園をつくれないわけじゃないので、関東財務局と協議をして、基本的には、用地をどういった形で市が開発することまでオーケーしてもらえるかということの協議をしているということですので、基本的にできなくはないんで進めているという状況です。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) 多分焦点になっているのは、保育に欠けないゼロ・1・2歳児ですか、そういったあたりだと思いますので、そうすると、そこは後回し、後回しというと言葉が悪いんですけれども、そこは後で考えるとして、現状の制度で不満だけれども進めていくという考え方だということでいいんでしょうか、確認です。
○議長(菅原満 議員) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(石川幹) できることでしたら、就学前の教育と保育の一体化というのが、もう前段だと思うんですけれども、基本的に、現行の県の条例の中でやっていくことはできる。ただし、ゼロ・1・2を補完する部分をどうするかという、その点の検討かというふうに思います。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) 私も、感じているのは、現段階でやっぱり保育に欠けるわけじゃないけれども、1・2・3歳児の育児に苦労されている方というのが、結局社会的な問題の焦点に一つなっているのかと思いますので、そこへの対応というのはちょっと難しいとは思うんですけれども、考えながら進めていただきたいと思います。
 また、ひろさわ保育園の建てかえが必要というふうなやりとりもあった中で、私も、その点は、ひろさわ保育園も建物として限界かというふうに思いますので、配慮もしていただきたいということで、いずれにしても、そもそも論として、幼稚園と保育園の垣根というのがやっぱり撤廃されるべきだという観点からも、推進を頑張っていただきたいというふうにお願いをしまして、この質問は終わります。
 3番目の、情報公開でありますが、条例の改正に関しては、検討はするという中で、それはなるべく早急に改善をしていただきたいんです。実際に運用で大丈夫だからというのは、結構その時々の首長の姿勢によって、今の野木市長は公開するんだということを大前提にして展開されているんですけれども、これが例えば市長がかわって、いやもうよそ者になんかに見せないというふうになったときに、簡単に変えてしまえるのが運用かというふうに思いますので、なるべく早期に変えていただきたいんですけれども、時間的にどのぐらいの目標かというのをまず伺いたいのと、あと、文書に、どういう文書があるのかというのをインデックスで公開をしている自治体がございますよね。要は、どういう文書があるのかというのを示すことで、例えば最初からもう文書はないのかというふうなことが推測できたり、あるいはこういう文書に目がけて公開請求をすればいいんだというふうなことがわかるようなケースというのがあるんですけれども、これについてちょっと考え方を伺います。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 条例の改正については、今お話しのとおりでありまして、1つは、制度的にそういうものをつくっておかないと、その運用だけでは心配だという御指摘は非常に理解ができます。そういう意味では、これを現状でも支障はない、また新たにその条例を改正する上でもそれほど問題がないという部分がありますので、そういう中では、条例の改正については早い段階で検討に入りたいというふうに思っております。
 それと、2点目の、文書の公開を市民にわかるようにという部分の御質問ですが、現在は情報コーナー等におきまして、できるだけ情報につきましては市民にわかるようにしておりますし、その中で、市の持っている文書についてはわかるようにしております。ただ詳細につきましては、そこに置いてあるだけでは当然わかりませんので、担当所管の方に相談をしていただくというような方法になると思いますけれども、もし、こういう方法をやれば非常に市民にわかりやすいというような御提案があれば、聞かせていただければありがたいと思います。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) インデックスの公表の代表的な方法としては、検索できるというようなことをホームページに設けている例が結構あります。検索のすぐれているところは、そのキーワードを入れれば関連する文書が一覧で出てきますので、かなり特定がしやすいんですね。検索になれてしまうと、ちょっと本当に頭を使わなくなってしまうのかもとも思うんですけれども、ただやっぱり、その検索することによって今まで気づかなかった視点で、ああ、実はこの文書だと思っていたけれどもこれだとか、そういうふうなこともわかりますので、ぜひ検索 できる仕組みというのをちょっと検討していただきたいというふうに、これは要望させていただきたいと思います。
 あと、よくこういうふうな、第5条の撤廃というのをやると、例えばよその市に住んでいる市民オンブズマンが公開請求をしてきて、それに対して、不服審査までつき合う必要があるのかというふうな議論にもなるんですけれども、私は、これは民主主義のあしき方向かもしれませんが、必要なコストの範囲かと思いますので、そういうところも含めて積極的に進めていただきたいということで、インデックスのこととあわせましてお願い申し上げまして、この質問は終わります。
 情報セキュリティーの方に移るんですけれども、まず学校の対応に関しては、そうすると、結構早い時期から保護者には説明をしていて、たまたまあの時期に報道があったというふうに理解するんです。それなりに、その記録簿の作成とか対応もされているのかというふうに思いますので、学校というのは、ちょっと役所とは違う、特殊な場かというふうにも思うんですよ。そういう中で、基本的には市と同等の体制で何とかやっているんだと、そういうふうなことを伺いましたので、今後、市が情報セキュリティー体制について手を打つときに、それにしっかりとついていっていただいて、そしてあるいは学校という特殊な環境において、何か投資をする必要があるとかそういう場合には、やはり市に積極的にお伝えいただきたいと要望させていただきたいと思います。
 それから、企画部の方への質問に戻るんですけれども、外部監査をやっていないというのはわかったんですけれども、そうすると、内部で監査的なことというのはやられているんでしょうか。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 先ほど申し上げましたとおり、実施基準の手順書等をつくりながら、内部での監査につきましてもやっております。外部につきましては今後検討ということですけれども、内部の方はスタートしたばかりですけれども、やってきております。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) 今後の検討に関してですけれども、いずれ外部のシステム監査をやるということはもう既定の方向なのかというふうに理解はしたんですけれども、できるだけ外部による監査をしていただいて、そしてセキュリティー対策を中から見た目では、現状を把握している、そういう中で、外の目を通すとどうなのかというセキュリティーの対策の棚卸しというんでしょうか、そういったことをぜひ早期にやっていただきたいということで、これは、時期的にはいつごろを考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 情報セキュリティーというのは非常に大切だという、重要だという認識は当然しておりまして、その中で最も大事なのは、やっぱり外部監査というか、システム監査をどういうふうな形で導入するかというのが重要だというふうな認識をしています。ただ し先ほど申し上げましたように、現在、セキュリティポリシーの手順書等の作成にかなり力を入れていまして、住民記録関連につきましては、手順書ができました。その他のシステムにつきましては、各所管が今つくるという形で準備をしています。それができた段階で、いわゆるその対策におけるPDCAサイクル、内部におけるそのチェックの部分をどうするかという部分をまず確立をいたしまして、その後外部のシステム監査導入という方向を出していきたいというふうに思っています。外部監査につきましても、できるだけ早くというふうにというふうには思っていますが、今の段階でいつごろというような答弁はちょっとできないというふうに思っております。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) そうすると、内部で作業を進める中で、外部のコンサルタントというか、何というか、外部の目的なものというのは入っているんでしょうか。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 今回もいろいろ手順書等をつくる上において、コンサルタント等の協力をいただいておりますので、そういう意味での外部の目というのは入っています。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) ちょっと細かいところに入っていきますが、パスワードの管理について厳密にやっていただいているという中で、更新の頻度というのが結構ポイントになってくると思うんです。ある程度の回数更新をしていかないと、やはりその漏えいのリスクが高くなってくるという中で、どのぐらいのパスワードの更新をやっているのかということと、また必要なのは、いつ、だれが、どこで、どういうふうに、何にアクセスしたかということが記録されていないと、結局何か漏えいがあった際にそれの特定ができないかと思うんですけれども、このあたりの対応はどうなっているのかあわせて伺います。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) パスワードの管理というのは非常に大事でありまして、1つは、定期的な更新、それが大事かというふうに思います。
 それともう一つは、やっぱり職員のパスワード管理に対するセキュリティー意識の高揚かというふうに思っております。その中で、パスワードの更新につきましては、いつやったというのはここでは言えません。
 それで、定期的にやれば本来一番いいわけですけれども、今、職場の人事異動等の関連がありまして、個々人がパソコンそのものを所有しているわけではないので、異動するとパソコンが変わるという部分があります。そういう中で、パスワードの定期的な変更というのが現状では難しいというようなことで、先ほど、期間は一体いつごろという話なんですけれども、定期的には今やれない状況であります。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) 実際に、やはりある程度の回数を更新していかないとまずいのかと いうのは、これは最低限のことかと思いますので、今後早目に対応していただきたいと思います。
 あと、もう一度確認なんですけれども、ログの管理というものの状況を伺います。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 申しわけありません。ログインに対する記録の関係なんですけれども、現在、記録を残すためのシステム導入を検討しておりますが、かなりの予算がかかる関係で、いろいろ今検討していますけれども、来年度ある程度導入ができればと思っております。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) ログインの記録管理をしっかりやっても、パスワードが漏れていると、成り済ましとかも出てきますので、同時になるべくできるだけの対応をしていただきたいと思います。
 それから、コストを考えると、ハードルというのは結構高いんですけれども、やはり生体認証か、あるいはカード認証、ICカードですね、どっちかはやらないと、ちょっと厳密な管理というのはできないかというふうに思いますので、それの御検討をお願いしたいということです。過剰なIT投資でITゼネコンが太っているみたいな指摘も、ここ数年かなりなされていますので、費用対効果を考えながらやっていただきたいというふうに思います。このあたりは判断基準を持ってやっていただきたいと思いますので、お願いをしましてこの質問は終わります。
 市民参加条例にいきます。
 和光市の方向性として、余り理念型の条例はつくらないんだよというふうな話が、しばしばやりとりされていたりする中で、あるいは今のものでしっかり運用していくんだということも御答弁いただいた中で、ちょっと視点を変えて質問してみたいと思うんですけれども、和光市の市民参加条例というのは、幾つかの自治体の自治基本条例とか市民参加条例をつくる際の検討材料としてかなり料理をしていただいているというふうな現状があります。分析の中では、例えば市民参加の基本理念の話が余り充実していないとか、ワークショップの規定がないですとか、アンケートに関する規定がないですとか、あるいは対象事項の範囲というのが十分じゃないんじゃないかというふうなことがあったり、あるいは市民政策提案も結局機能することができていない現状を見ると、これは、実は政策提案に関しては市のサポートというのがないとやっぱり市民には難しいんじゃないかというふうなことも、ちょっと個人的に感じたりもしています。そういったあたり、多岐にわたっていろいろな課題が出てきている中で、メンテナンスの時期に来ているとは思うんです。そういう中で、今後の考え方について伺います。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 市民参加条例も、先ほど言いましたように、平成16年1月に施行されておりまして、本当に全国的に非常に進んだ条例という評価をいただいていたわけですけれども、現在の各市で、和光市を超えるような条例の制定ということで、動きがあることは承知 をしております。
 それで、条例の改正の部分につきましては、市民参加条例の第5章の中で、社会情勢及び市民参加の状況に応じまして見直しを行うという見直し規定が、市民参加条例に入っております。これは、いろんな時代の流れの中で市民参加というのは大きく変わるだろうということを、当時制定したときに想定していたのではないかというふうに思います。その中で、例えば市民参加推進会議の役割の中でも、条例の見直し事項というものもありますので、今後は、いろいろ出てきている課題等を含めながら、条例の見直し等につきましても今後検討をする時期かというふうには思っています。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) ぜひこれは、市民会議側の発案で出てくるといいのかと、これは、議員が議員提案で改正するような内容ではないかと思いますので、先ほどの情報公開に関しては議員提案でもやれなくはない、能力が私にあるかどうかというのは別にして、やはり市としても、この市民参加条例に関しては、そういった方向性を積極的に進めていただきたいと思います。将来的に自治基本条例があっていいんじゃないかというふうな考え方というのは変わるものではないんですけれども、これはもう見解の相違ということで、この質問は終わります。
 最後の寄附条例に関してであります。
 これまでも、市川市の市民が税の1%の使途を指定できる制度であるとか、あるいは我孫子市の民間による業務提案のこと、折に触れ質問で取り上げさせていただきました。今回の質問というのは、これらと非常に密接につながっているんです。寄附条例というのは、市民が、どの施策や施設を支持しているのかというのが明らかになるという意味で意義があるんだというふうな御答弁も先ほどありましたが、まさにそうでありまして、寄附が行われるような事業というのは、市民の支持があるんだという、この考え方は妥当性があると思うんです。そういうことをしっかりと踏まえて、今後の検討の材料にしていただきたいと思うんですけれども、とかく市が提供するサービスというのはこれまで、こういう枠組みがあって、それを着実に遂行するんだというふうな考え方があったわけですね。しかしながら、今後、メニューを提示してあとは選んでいただくということを定着させる必要があると思うんですよ。鶴ヶ島市が、これをやりますというふうに手を挙げて今検討しているのが大きな意義があったのは、別に、観光地の有名な名所旧跡でなくても、市民がいいと思ったものに関しては寄附を募るというのをやってみようじゃないかという、すごく大きなチャレンジなのかというふうに感じるんです。そういう中で、和光市においても、特にここでは何回か古民家の話を挙げていますけれども、古民家に関しては、多分寄附条例で寄附が集まるんじゃないかと私は思って、勝手に申し上げているんですけれども、こういった状況の中で、市として、じゃ寄附条例をもしやるとしたら、対象というのはどういうものになっていくのかとか、あるいは、そのあたりについて見解を伺いたいんですけれども。
○議長(菅原満 議員) 企画部長。
◎企画部長(成田茂) 寄附条例につきましては、市として条例というものをどういうふうに考えるかという部分の考えが1つあると思います。ただ、それにつきましては、基本的な話で、今まで述べてきたとおりになるかと思いますけれども、寄附条例につきましての意義という部分は、先ほどお話ししたとおりの部分であるというふうに思います。特に今、市民参加、市民がどういうものを市政に対していろいろ期待しているかという部分に対しても、非常にわかると思いますので、そういうような意義というものは十分理解をしております。
 それで、どんなものかという部分につきましては、和光市は、先ほど言いましたように、観光的な部分というのは確かにないわけでありますが、大和市の寄附条例の中身を見てみますと、かなりの項目においてその基金を設けながら、寄附条例をうまく利用しております。この中で、和光市として該当するかというふうな部分をお答えいたしますと、1つは、和光市の市の特徴ということになると思いますので、特には、自然環境、緑の保全、いわゆる環境保全等に対することが1点。それと、和光市の場合は国際化という部分で、いろいろ研究機関等国際的なものがありますので、国際推進的なものに対してという部分もあるかというふうに思います。それとまた、青少年の健全育成的なものも非常に大事だということで、そこら辺、それと、一番今市にとって大事な安全・安心な部分という部分で、この部分に寄附をというようなことで使わせていただくというようなこともあると思います。主なものとしては、そういう点だと思います。
○議長(菅原満 議員) 4番、松本武洋議員。
◆4番(松本武洋 議員) この提案をさせていただいている根本にあるのは、市の事業のうち、本当にコアな、もう絶対に役所がやらなければならない部分以外の部分というものをいかに市民と共有していくかということを、もう一歩踏み出していただきたいという私の願いがあるんです。先日も、ちょっと滋賀県のある公民館の話を読んだんですけれども、要は、公民館はNPOが運営をして、それでだれでも気軽に立ち寄れるような公民館というのを実現しつつあるという話なんですけれども、そういうものを見ていると、役所の公務員がやることじゃない部分というのは、実は、思ったよりも広いんじゃないか。そういう発想に一歩踏み出していただきたいというのがありますので、ぜひともこの点検討していただきたいということをお願いしまして、私の一般質問を終わります。
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【2007/11/28 11:32 】 | 議事録 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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